2日目。今日は、当初の予定ではLEGEND OF KONPIRAだったんですが…
全員それだけの体力が残ってないので、急遽変更
(お父さんがこんぴらさんは一番上まで行かなきゃ意味がないって言うんだもの
)
“ヒロシマ”へ、やってきました。
ヒロシマの象徴、原爆ドーム。
どうしてこんなに木が邪魔してる写真を持ってきたのかというと…
原爆ドームの敷地内に、この木がどっしりと立っていたから(他にも青々と葉っぱをつけている木もありました)でした。
もしもこの木が当時のままここにあるのなら、あんな惨禍を直撃してもなお、こんなに大きくなって今を生きてる。
ということを感動して言いたかったんです。
(でもね、父上がたぶんこの木たちは復興後よそから移動されたものじゃないかって言ってました。そうかもしれないけど、どう考えるのかは人の自由でしょって言ってやりました
)
これだとなんなんだかわからないんですが、今修復工事の真っ最中で、ドームのまわりを鉄骨でぐるりと囲んでありました。
写真に収めるには運が悪かったです(笑)
「でも逆に言えばこの姿は3年に1度しか見られないから運が良かったですね」
そう言って、声をかけてきたおじさんがいました。
各国の平和のバッジをストラップにたくさんつけて、どうやらボランティアの方のようでした。
この方との出会いが、今回の旅で、とても大切なものになりました。
おじさんは、この近くには平和記念館資料館にあるものよりも、当時を知ることができる大事な資料が残っていると、案内してくれました。
原爆が投下された当時から現在までずっとあるお地蔵様、そしてその近くのお寺の墓地。
資料館に展示されている、石段に座っていた人の影よりもくっきりと鮮明に残されている熱線の影
爆心地のほぼ真下だったために、倒れることなくわずかにずれただけの墓石
3000度以上の熱い閃光のために一瞬で焼かれた表面のざらざら
昭和20年8月6日以降立て続けに刻まれている、亡くなった人たちの名前…
原爆について、普通ならなかなか聞けないような詳しい話を、本当に丁寧に説明してくださりながら、最後に案内してくれたのは、原爆の投下地点。
今も、当時から続く病院が建っています。
原爆が投下されたとき、当時の院長はちょうど出張中だったそうです。
現在は、当時他県に疎開中だったその息子さんが院長をしているそうです。
あの何万人もの命を奪った原爆が落ちてきた真下で、こんな偶然が重なっていたなんて驚きました。
最後に…
「私がどうしてこういうボランティアをしているかというとね」
見せてくれたのは、被爆手帳。
第4号の、被爆した母親のお腹の中にいた胎児の方だったのです。
「ひとりでも多くの人に原爆のことを知ってもらいたいから、私はこの活動を続けているんです」
私たちと別れた後も、若い女の子たちのグループにさっき巡ったところを案内していました。
まだ、終わっていないんです。原爆の悲劇は、まだ終わっていないんです。
おじさんの話は、そのあと、平和記念資料館で見たなによりも、私の心に突き刺さりました。
ショックでした。ショックだったけど、あのとき、原爆ドームの下でおじさんが声をかけてくれなかったら、私はたぶん原爆のことをただ知ったつもりになっていただけでした。
あの出会いに、本当に感謝します。
平和記念公園に、移動です
平和の灯。
両手のひらに炎を乗せたデザインなんですね
(たぶん言われなきゃ気づかなかった)
点火されて以来ずっと燃え続けているそうです。いつか核兵器が地球上から姿を消す日を祈りながら。
これ…!原爆死没者慰霊碑って正面から見ると原爆ドームが中心に来るようになってるの…
これも父上に言われなきゃ気づかなかったんですが
、設計者すごいよ…!
でもね、中央のとても有名な碑、
「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませぬから」
という文章。
さっきのおじさんに出会ってなかったら、私はただ平和を願う文章だと思って、それ以上何も考えなかった。
この文章はまるで、“加害者の言葉”なんだそうです。
過ちは繰返しませぬから
原爆の被害者なら、ぜったいにこんなことは言わない。言えるはずがない。
この碑文を考えたのは正真正銘日本の方ですが、この碑文といい、平和記念資料館の説明文といい、どうしても日本がアメリカに遠慮してるようにしかとらえられないと言っていました。
こんなところでも、日米関係が反映されているなんて…
いくらなんでも、日本謙虚すぎない?
こんぴらさんへ行っても、得るものは絶対にあったけど、
今回、進路を変更して平和記念公園に来てよかったです。本当によかった。
きっとここを訪れて得るものは、十人十色違うと思います。
でもね、何を感じても、どんな意見を持ってもいい、
原爆という、戦争という事実をまず“知る”こと、そして“知ろうとする”ことが
それがとても大事なことなんだと思います。
動かなければ、何も始まらない。
最後に、友達の家で勧められて読んで感銘を受けて、平和記念資料館に売っていたので思わず買ってしまった本を紹介します。
なんだか画面の方が発色が綺麗で好きなんだけど(笑)
去年の夏映画化されて、そっちもよかったそうです

前半がまじめになってしまったので、残りは切り替します
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