昔々、とある辺鄙なちいさな村に、エーという青年がいました。
エーは、ずっとずっと世界を旅してみたいと思っていました。
もっともっと広い世界に飛び出して、自分の力を試してみたいと思っていました。
そして、ついにエーは村長を説得して、広い広い世界に旅立ちました。
魔王を倒すために。自分を待っててくれる人の所に帰ってくるために。
旅は、楽しいことだらけではありませんでした。
世界に飛び出してみて、自分がいかに、己の力に、環境に甘んじていたこと、
どれだけ力が足りないのかを、まざまざと思い知らされました。
危険な目にも、たくさん遭いました。
本当に死ぬかと思ったときも、絶対無理だと諦めそうになったときもありました。
だけど、エーは、エコーとフォックストロットという2人のかけがえのない仲間に出会いました。
大切な仲間がいたからこそ、どんな状況も切り抜けることができました。
ひとりじゃないってわかった時、本当の強さがわかったような気がしました。
最初はまともに剣もふるえなかった青年が、いつしかリーダーとしてパーティーを引っ張っていく存在になったとき、
ついに勇者一行は、魔王と戦いました。
幾多の夢を追いかける若者の前に現れ、何度でもよみがえる魔王。
しかしエーたちは力の限り戦って、ついに魔王を倒します。
最後に魔王は言いました。
「我は“我を求めるもの”がいる限り、永遠に“我を求めるもの”の前に現れる。
“我を求めるもの”よ、我は終わりではなくてはじまりよ。
真の敵は、お前たちのすぐそばにある」
本当の敵。真っ向から向かい合わなければならないもの。
世界の平和を取り戻した勇者たちは、再会を約束して、故郷へ帰りました。
それぞれの“ほんとうの”目的を果たしにいくために。
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もうそんな企画も(以下略)
そつくえの、さいごのおはなしです
本当はもっと早くに上げたかったんですが…
上げたい上げたいと思いながら、気がついたらこんな時期
あともう少しだけ、おつきあいください。
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